腸内細菌

ある方のページに次のようなことが書いてあった。そのまま引用させていただく。

”現代栄養学では、たんぱく質が血や肉を造る、と言われています。
本当にそうなんでしょうか?
それが正しいとすれば、草食動物は大きくなれないはず。所が太古の恐竜を含めて大きい動物が多い。パンダもササしか食べないのにあんなに大きいのはなぜ?
又、大きな動物の骨格も立派に出来ている、「草」や「ササ」に大きな骨格を造るだけのカルシウムが存在しているとは、現代栄養学では教えられていない。
そこで、kervran博士の原子転換説が登場。
Mg+O→Ca K+H→Ca それぞれの原子量と原子番号を足して見て下さい。マグネシウムやカリウムからカルシウムが造られるのです。
同じように、C+O→2N 炭水化物からアミノ酸の基本原子の窒素が出来ます。このようにして草食動物は大きくなれるのです。盲腸を持っている人間は「草食動物」です。”

マメ科の植物は根粒バクテリアと共生していて、このバクテリアが空気中のチッソ分子をアンモニアに変換する。アンモニア(アンモニウムイオン)であれば植物のチッソ肥料となる。マメ科植物はチッソ肥料を外部から与えなくても生育できる。
草食動物の胃腸管内の細菌叢の研究がどうなっているかは知らないが、窒素固定菌が生息しているだろう。餌となる植物中のアミノ酸やタンパク質だけでは足りない。
植物の肥料は窒素・リン酸・カリと言われ、カルシウムが入っていない。
しかし、植物体には乾燥重量当り5~8%程度のカルシウムが含まれている。(この数値は土壌中のカルシウム濃度や可溶性カルシウム濃度に依存する。)昔、蛍光X線分析装置でいろいろな植物の元素の分析を行ったことがあるが、カリも多いが、カルシウムの方が含量が多いものばかりであった。
多分、カルシウムは植物体骨格を作るのに役立っているのだろう。

原子転換説と言うものが正しいのであれば、原子核反応であるから膨大なエネルギーが放出され、生命体は生存できない。


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